2025/01/18 18:41



各SNS等では既にご案内もしておりますが、いよいよインディー音楽雑誌『不思議音楽館』 の最新号Vol. 8 が発売となります!!!

今回の特集は『南アフリカとブリティッシュロック』。

商品サイトもご用意しましたのでご参照下さい🎵
https://sorc.theshop.jp/items/97382300

さて、改めましてこの『不思議音楽館』ですが、マニア御用達とか全音楽ファン必携とかって言ってるけど、一体ナニ??そう思っている方、いらっしゃいませんか???


店頭でもよく受けるこの質問、丁寧にお応えできていなかったかな、という反省も踏まえ、今回は、この本について今日はワタクシが知っている範囲でご紹介をしてみたいと思います!


第1号が1996年。


何にでも物事には始まりがありますが、当時、通販専門のレコードショップ『オレンジパワー』が発行してたミニコミ誌、、、これが始まりです。


このミニコミ、それまでどこにも紹介されたことのない東欧や南米のレコードのレビューが掲載されているという、当初から『不思議』な雰囲気を醸し出していたのです。ワタクシ自身は当時そこまで目覚めていなかったのですが、なんと家人がこのミニコミを持っていて、後に道理でウチにも前から不思議なレコードがあったのと納得もしたものです。ハハ!


Windows95 がインターネットの元年とも言われていますから、SNSはもとよりブロードバンドもなかった96年にこのミニコミに刺激を受けた人がどれだけいたことか、想像以上だと思いますね。

97年に第2号が出た後、一旦オレジパワーは姿を消してしまうことになります。時代はバブル崩壊から失われた30年へと突入、そしてコロナ真っ只中の2020年突如『不思議音楽館・オレンジパワーVol.3』としてシーンに再登場を果たすのでした。


少し時間を戻し、あれは確か2014年の秋ごろだったと思うのですが、当店の店頭に貫禄ある男性が現れ『オレも昔レコード屋やってたんだよ』と。その方こそが、この『不思議音楽館』の主宰をされている井上さんだった、、、ことは恐れ多くも『不思議音楽館』の何号かのコラムで書かせて頂いてしまいました!


この頃は、既にSNSの時代。『オレンジパワー』を知る人々が井上さんを中心にネットも通じて自然に再会を果たされたのかな、とそんな風にワタクシにはお見受けしました。SNS上にグループもできて大いに盛り上がり、オフ会という飲み会も何度もお誘い頂いて、大人のに、よくハシャギ、めちゃ楽しかった…!キャハハ。


そんな交流の盛り上がりが20年のオレンジパワー再開に繋がったのだと思っています。


以上は、ワタクシの勝手な解釈で、当事者の皆さんの認識は少し異なるのかもしれませんが、その辺はご了承頂くとして、この本が何なのか全くご存じない方に、少しはご参考になれば幸いです。


『どこにも紹介されていない音楽のレビュー』は、今やもう現行バンドの紹介も入り、国もジャンルも年代も飛び越えて、全て飲み込んで、本当に名前の通り『不思議音楽館』です。この『不思議音楽館から派生した『Fushigi Rock Festival』も開催されています。


昨年は湾岸レコードフェアで私共のブースに『オレンジパワー』が一日限りの復活を果たもし、この勢い一体どこまで続くのか...。


もう既に完売してしまっている号も沢山ありますが、店頭には閲覧用にバックナンバーも置いていますので、よければ一度手に取ってご覧になってくださいネ。Vol.5からは音源にアクセスしやすいように、各レビューにはQRコードまで付いてサービスも満点です♪


ついでのようですが、以下まだ在庫ございます。この機会に合わせてご案内申し上げます。

Vol.7 → https://sorc.theshop.jp/items/83467865
Vol.6→ https://sorc.theshop.jp/items/66994098
Vol.3→ https://sorc.theshop.jp/items/75839560

といういことで、最新号Vol.8は2月1日発売!!
どうぞお楽しみに!!!